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2008年12月18日
ラジオ番組に堀口誠さんご出演
協栄産業グループが提供するラジオ番組に財団法人日本容器包装リサイクル協会 PETボトル事業部長 堀口誠さんがご出演されました。
今から約10年前「容器包装リサイクル法(容リ法)」は家庭ごみの 60%の割合を占めていた容器や包装をリサイクルすることを目的として施行されました。(財)日本容器包装リサイクル協会(容リ協)は、この法律に基づき、容器を作る人・使う人・集める人・リサイクルする人が 形成するリサイクルの環のコーディネーター。堀口部長は「PETボトルリサイクルの現状とこれから」を番組でお話されました。
全国の市町村で回収されているPETボトルの総数量は年間約30万トン。このうち約半分が容リ法に基づき確立されたルートで再資源化され、残りを市町村が独自に販売するなどし、一部が高値で中国に輸出されていました。ところが経済状況の悪化から中国は輸入をストップ。国内に廃PETボトルが大量に余り困っているそうです。容リ協はこの問題を解決するための緊急措置として追加入札を実施。来年度、容リ法に基づく回収量は20万トンを越える見通し。今後の課題は再生原料の「利用拡大」と「品質向上」。「飲み残しを捨て、よく洗い、キャップとラベルを外すことが品質向上につながる」と、リスナーの協力を熱く訴えました。