最近の話題
お取引先様の皆様には今年1年間、大変お世話になりました。
これまで弊社ホームページでお伝えしきれなかったものも含めて、
協栄産業グループの2013年の重大ニュースをお知らせ致します。
■1月
一般社団法人産業環境管理協会 第17回リサイクル技術開発本多賞を受賞
日本で初めて再縮合重合反応によるメカニカルBtoB(ボトルtoボトル)を実現
し、リサイクル技術の発展に貢献したとして、一般社団法人産業環境管理協会より
リサイクル技術開発本多賞を頂きました。
■3月
平成24年度事業系廃ペットボトルの効率的な回収モデル構築検討支援業務終了
環境省支援業務として、事業系廃ペットボトルの効率的な回収の仕組み構築に向けた
調査・研究業務を受託・完了致しました。業務では、新たな回収モデルの検討やペッ
トボトルリサイクルのバリューチェーンメンバーからなるワーキンググループでの協
議を行い、効率化の可能性について考察を行いました。
■6月
公益社団法人栃木県経済同友会 優秀起業家賞を受賞
弊社社長の古澤が未開発分野に挑戦し、研究開発型企業を目指している企業の
経営者として公益社団法人栃木県経済同友会から優秀起業家賞を頂きました。
環境省 谷津龍太郎 地球環境審議官(現・事務次官)がグループ3工場を視察
環境省 谷津龍太郎 地球環境審議官(現・事務次官)が弊社グループの3工場
《ジャパンテック(株)宇都宮工場、協栄産業(株) 小山工場、MR・ファクトリー》
に来訪され、ペットボトルリサイクルの最先端技術を視察されました。
■7月
栃木県フロンティア企業として認証される
これまで技術的課題や安全性確保の面から難しかった、使用済みペットボトルから
ペットボトルへのリサイクル(ボトルtoボトル)を独自の「メカニカルリサイク
ル技術」で実現したことをご評価頂き、県知事より栃木県フロンティア企業として
認証されました。
経済産業省 産業技術環境局 リサイクル推進課の皆様がグループ3工場を視察
経済産業省 産業技術環境局 リサイクル推進課 林茂課長をはじめとする職員の方々が
弊社グループの3工場《ジャパンテック(株)宇都宮工場、協栄産業(株) 小山工場、
MR・ファクトリー》に来訪され、ペットボトルリサイクルの最先端技術を視察され
ました。
■8月
福田富一栃木県知事 MR・ファクトリーを視察
地元、栃木県で生まれたペットボトルの新たなリサイクル技術の視察のために
福田富一 栃木県知事がMR・ファクトリーに来訪されました。
■9月~12月
容器包装リサイクル法見直し検討委員会に公式オブザーバーとして出席
廃PETボトル再商品化協議会会長として古澤が容器包装リサイクル法見直し検討委員会
(産業構造審議会 容器包リサイクルワーキンググループと中央環境審議会 容器包装の3R
推進に関する小委員会の合同会合)に公式オブザーバーとして出席させて頂きました。
■10月
3R推進全国大会の施設見学にMR・ファクトリーが選ばれました
第8回 3R推進全国大会が宇都宮市で開催され、参加者の方々が大会の施設見学で
弊社MR・ファクトリー(メカニカルBtoB専用工場)に来訪されました。
■11月
メカニカルBtoB(ボトルtoボトル)リサイクルが急拡大
2012年度のメカニカルBtoB(ボトルtoボトル)リサイクル実績が9,500
トンに達し、2011年度の実績500トンから1年で約20倍の急速な伸びを記録し
ました。
飲料ボトル用途は、国内でリサイクルされるペットボトルの総量の13%にまでなった
ことが分かりました。
PETボトルリサイクル年次報告書2013(PETボトルリサイクル推進協議会刊)
「とちぎのエコキーパーをさがせ!」で弊社チームが最優秀賞を受賞
栃木県主催の地球温暖化防止の取り組みに関するコンテスト「とちぎのエコキーパーをさがせ!」で
弊社ペットボトル循環推進プロジェクトチームが最優秀賞を受賞しました。
このコンテストは「低炭素杯2014」(主催:低炭素杯実行委員会)の栃木県大会を兼ねており、
弊社プロジェクトチームは来年2月に東京ビッグサイトで開催される「低炭素杯2014」に、栃木
県代表として出場します。
■12月
容器包装リサイクル法見直し検討委員会で意見を述べさせて頂きました
廃PETボトル再商品化協議会会長として古澤が容器包装リサイクル法見直し検討委員会
(産業構造審議会 容器包装リサイクルワーキンググループと中央環境審議会 容器包装
の3R推進に関する小委員会の合同会合)でペットボトルリサイクルの現状と課題につい
て意見を述べさせて頂きました。
開催概要:http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/admin_info/committee/n.html#第6
配布資料:http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/admin_info/committee/n/06/youri06_03.pdf
店頭回収品のメカニカルBtoB(ボトルtoボトル)リサイクルがはじまる
スーパーマーケットの店頭から回収された使用済みペットボトルをメカニカルBtoB(ボトルto
ボトル)技術で再び飲料ボトルに戻す取り組みがはじまりました。
当初は関東地区にある400店舗から回収されたものが新たなボトルに生まれ変わりますが、今後、
回収対象となる店舗は順次、広がっていく予定です。
この取り組みにより資源の流れが大きく変わると期待されています。
経済産業省「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定される
『使用済みペットボトルを高純度なPET樹脂に再生する「メカニカルリサイクル技術」を開発し、
国内大手飲料メーカーとの連携により日本初となるペットボトルからペットボトルへの水平リサイ
クルを実現。この新たなリサイクルは、石油資源の利用抑制や大幅なCO2排出削減のみならず
国内での資源循環量の増加に繋がる画期的な取り組みである。』という評価を頂き「がんばる中小
企業・小規模事業者300社」に選定されました。
矢野経済研究所発行 「2013年版 容器市場の展望と戦略」に掲載
2011年に日本で初めてメカニカルリサイクルによるBtoB(ボトルtoボトル)を本格化させ、大手飲料メーカーだけでなく、スーパーマーケット等の大手流通との協業も行うことで、国内循環型のリサイクルシス
テム構築を目指している会社として取り上げられました。また、本年12月から始まったスーパーマーケットの店頭から回収された使用済みペットボトルを飲料ボトルに戻す取り組みについては、国内資源循環の流れを加速させる画期的なものであると紹介されています。
2013年版容器市場の展望と戦略(矢野経済研究所発行)
今年は、多くの嬉しいニュースに恵まれた1年でしたが、これもひとえにお取引様を始めとする
皆様のお力添えの賜物であると感謝申し上げます。来年も循環型社会の構築に少しでも貢献でき
るよう取り組みを進めて参りますので、変わらぬご指導、ご支援を賜りますようよろしくお願い
申し上げます。皆様におかれましては、良い新年をお迎えください。