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2018年3月14日
第3回 全国ユース環境活動発表大会が行われました!
2月5日、高校生が取組む環境活動の発表を行う「第3回 全国ユース環境活動発表大会(主催:環境省、独立行政法人環境再生保全機構、国連大学サステイナビリティ高等研究所)」が国連大学ウ・タント国際会議場で開催されました。
同大会は、次世代を担う高校生が一同に会し、工夫を凝らして取り組む環境活動について発表することで相互研さんの機会を得ると共に、活動の更なる充実を図ることを目的としています。
今大会では、全国より応募のあった100高校の取り組みの中から選抜された12校の学生が環境活動を発表するとともに、特に優れた取り組みには環境大臣賞などが授与されました。
選抜された各校が日頃の創造性のある環境活動について発表を行い、「自主性」「協力・協調」などを基準とした審査が行われた結果、岩手県立遠野緑峰高等学校の草花研究班が環境大臣賞を受賞しました。
同学校は、地元遠野市で廃棄されるホップの蔓から繊維を抽出し、環境に優しいホップ和紙を製造する技術を開発し、現在も研究を進めています。ホップ和紙はハガキや小学校の卒業証書などに使われており、地元産業にも地球環境にも優しい取組みとして評価されました。
各校の発表は何れも素晴らしく、アイデアと可能性あふれる活動でした。
出場した高校生が、将来の地球環境を守る主役となることを大変頼もしく感じました。
弊社はこの大会の運営に協力しており、今後も継続することで、可能性を秘めた若い世代と一緒に地球が抱える課題を解決する取組みを進めて行きたいと考えております。