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　公益財団法人岡山県産業振興財団が主催し、8回目の開催を迎えた同フォーラムは、リサイクルビジネスの広域ネットワーク形成により環境産業の振興を図ることを目的としています。
中国四国地域を中心とした3R等の優れた新技術や製品に関するプレゼンテーションと、ポスター・製品の展示及び商談会が行われました。

会場となった岡山コンベンションセンター

　今回のフォーラム開催にあたり、「ボトルtoボトル」リサイクルをはじめとする高度なリサイクル技術の開発や、資源の国内循環拡大に向けた先進的な取組みを紹介してほしいとのご依頼を受け、基調講演をお引き受けさせて頂きました。

150名以上の皆さんにご清聴頂きました

　「廃棄物は『地上資源』、ペットボトルは『都市油田』」と題した講演では、どのような思いで「ボトルtoボトル」水平リサイクルに取り組んだのか、技術的課題をどう克服したのかを中心にお話しさせて頂きました。また、パリ協定が批准され温室効果ガス削減に向けた世界的な気候変動に対する取組みが動き出す中、ペットボトルリサイクルにおける63％ものCO2削減効果や、天然資源の利用抑制効果を交えながら、リサイクル事業が新たな素材産業として大きな期待を寄せられていることについてもご紹介をさせて頂きました。

　フォーラムの後半では20の企業・団体が参加し、展示商談会が行われました。多くの皆さんがお互いの展示コーナーを訪問し真剣に商談される姿が見られ、大変活況でした。
弊社の展示コーナーにも多くの方にお立ち寄り頂き、岡山県で日々3Rの推進を目指しておられる企業や団体の皆さんから直接情報やご意見を頂くことができ、大変貴重な時間になりました。

ポスターセッション（商談会）の様子

　このような機会を下さいました公益財団法人岡山県産業振興財団の皆様に改めて御礼申し上げますとともに、講演を聞いて下さった皆様に心より感謝申し上げます。