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2017年9月11日
展示会レポート「Drinktec 2017」
現在広報グループは、ドイツ ミュンヘンで行われている世界最大の飲料業界展示会「drinktec2017」に来ています。現地からのリポートです!
同展示会は4年に一度開催され、世界183カ国から8万人もの来場者が訪れます。
規模の目安となる展示場面積は18万㎡を誇り、世界中の飲料に関わるあらゆる最新技術がこの場所に集まります。
いわば飲料業界のミュンヘン五輪です。
展示場メインエントランス
エントランス内
まず場内を歩きますと、とにかく広い・・。
展示場面積では東京国際展示場の2倍とはいうものの、空間を活かした通路やカンファレンスホール、ホテルにレストランなどを含めると数倍の規模に感じられます。
展示場広場ではアヒルの放し飼いもしており、青々と茂った芝生の上に座って、アヒルを見ながらくつろぐ人の姿も見られました。
どこまでも続く場内の通路 広場で羽を伸ばすアヒル
展示場は巨大な16のホールからなり、それぞれが飲料原料、容器、包装技術・飲料の製造・充填技術などに分かれています。
日本・中国、アジアからの来場者も数多く見られ、それぞれのホールで各国から訪れたビジネスマンが熱心に商談しています。
16のホールのひとつ B5内は充填・包装機械が並ぶ
展示場内は、日本では考えられないような派手な展示が目を引きます。
2階建ての大型ブースも数多く、そこではキッチンで作った各国自慢の料理を振舞い、もちろん飲料も提供されており、更に多くの方がビールやお酒を楽しみながら商談をしていることに驚きます。
スイスを代表するチョコレートブランド「Läderach」のブース
世界有数の食品包装・ボトル詰め製造ラインメーカーで、82カ国に拠点を構えるグローバルカンパニー「KRONES社」は、ホールのひとつを丸々専有。
種々の機械を置いてデモンストレーションを行っています。展示規模から並々ならぬ展示会への期待を感じます。
KRONES社のブース・・ならぬホール
当社の取引先であり、130ヵ国以上に9,000台の成形機、金型18,000型を納入する世界的企業「日精ASB社」も出展しています。
大型ボトル成形機でのデモンストレーションが一際目を引き、興味を持った方に出来たてのミニPETボトルをお渡ししていました。
会期5日間のデモのために5トンものPETレジンを会場に持ち込んでいるそうです。
日精ASB社ブース レジンから小型ボトルまでの一貫ライン
展示場16のホールの内、PETボトル関連の技術や製品を集めた「PET Point」がホールA4にあります。
充填機械や搬送技術、プリフォーム成形機などが並んでいます。
会場ホール配置図
当社のリサイクルパートナーであり、世界各国で3,200台以上の販売実績を誇る、プラスチック再生機のリーディングカンパニー「EREMA社」がブースを展開しており、当社も共同でこのブースを運営しています。
EREMA社ブース 大型モニタでは当社の英語版会社案内を放映
当社はブース内のリサイクル製品展示コーナーを担当しています。
再生PET樹脂 100%のボトル(しかも着色なし)は世界的に例がなく、各国来場者にお話すると「信じられない」という声が聴かれます。まさに飲料業界ミュンヘン五輪「リサイクル」金メダルと言えませんでしょうか。
当社が担当するリサイクル製品展示コーナー
同展示会は、本日9月11日から9月15日まで行われています。
当社と日本の世界に誇れるPETボトルリサイクルを、世界中の皆様にお伝えしたいと思います。
「古澤社長が到着しました」
「・・・」