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「2016NEW環境展記念セミナー」は、「2016NEW環境展」に併せて、開催期間中の4日間を通して行われているセミナーです。
今回は、次期改正に向け検討を控える廃棄物処理法の運用動向解説など、廃棄食品の不正転売事件で注目高まる食品リサイクル、木質バイオマス発電の最新動向などをテーマに行われました。
最終日には、容器包装リサイクル法の見直し審議の取りまとめを受け、『どう変わる!容器包装リサイクル法』をテーマとしたセミナーも開催されました。
同セミナーでは、経産省様、環境省様が、今後の国の方向性やリサイクルの進むべき姿などについて講演をされた中、古澤も弊社の推進する「ボトルtoボトル」=水平リサイクルの事例を交えながら、「廃ペットボトルの更なる国内循環に向けて」を題材に講演をさせて頂きました。
講演の中では、容器包装リサイクル法の見直し指針に「水平リサイクルの推進による国内循環の拡大」と「店頭回収による収集ルートの拡大」が明記されたことを紹介し、国内循環の拡大がCO2削減効果と天然資源の利用抑制効果につながることや、リサイクル技術の向上により、これまでリサイクル原料が使われなかった分野にも販売が拡大していることをお話ししました。
また、「サーキュラーエコノミー」という考え方が世界的に広がっている中、日本においても地上資源=都市油田を最大限に活用し、持続可能な経済を実現させることの重要性をお伝えしました。
後半では、古澤が羽織っていたジャケットを脱ぎ、当社のペットボトルリサイクル原料から作られた欧州ビッククラブのサッカーユニフォームをお披露目するパフォーマンスを行い、会場が盛り上がる場面もありました。
講演終了後、会場からは「ペットボトルのリサイクル原料から様々な製品ができることを知った」、「社長のリサイクルに対する熱い思いが伝わり、感銘を受けた」といったお言葉を頂くことができました。
ご聴講頂いた皆様に感謝を申し上げるとともに、弊社は今後も国内循環の拡大に向けた取り組みを、皆さんと一緒に進めていきたいと考えております。